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2018年8月9日

専門医だけが知る、ぜんそくの治療法 カギを握るのはステロイド薬の「吸入法」-35 佐野靖之 「隠れぜんそく」-04章 発売元 株式会社 幻冬舎より

もしも発作が起こったら――小・中・大、それぞれの発作の対応法

 中発作の場合
 中発作は、成人も子どもも「ひどい喘鳴」「ひどい咳」を感じ、苦しくて横にもなれません。子どもは「息を吸ったとき、のどやみぞおちのへこみが大きくなる」という特徴があります。乳幼児は動くことができますが、機嫌が悪くなったりミルクを吐いてしまうことも。成人や子どもは、かろうじて歩ける程度の状態で、安静にしても息苦しくなり、会話や食事も難しくなります。

 すぐにβ2刺激薬を吸入し、30分以内に発作が改善すれば、自宅で薬を吸入しながら療養します。薬の効果が3~4時間続いていれば自宅療養で問題はありません。20分おきに4回吸入しても症状が改善しない場合は、病院へ。β2刺激薬以外にテオフィリン系薬やプレドニゾロンなどを処方されている場合は、発作の悪化を防ぐために服用しておくと安心です。



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