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2018年8月21日

専門医だけが知る、ぜんそくの治療法 カギを握るのはステロイド薬の「吸入法」-40 佐野靖之 「隠れぜんそく」-04章 発売元 株式会社 幻冬舎より

ぜんそく治療のもう1つの柱は、毎日の自己管理

 ピークフローメーターには、ミニライト、アズマチェック、パーソナルベストなどの種類がありますが、若干の使用法の違いがあるだけで基本操作はほぼ同じです。主治医に相談して、使いやすいものを選んでください。ピークフロー値の測定は、毎日、朝と夜の2回は必要です。
 それぞれ、性別により横軸に年齢、縦軸に身長を記した基準値の目安があるので、それと比較をすることで自分の気道の状態が判定できます。患者さんの普段の基準値の20%以下のイエローゾーンになると発作への注意が必要、40%以下のレッドゾーンはいつ強い発作が起こってもおかしくない状況です。気をつけたいのは、基準値の範囲であっても前回の測定値よりも数値が20%以上低下している場合。その場合は、急激に気道が詰まっていたり、過敏性が増しているので発作が起こりやすい状況といえます。



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