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2018年9月13日

ぷろむなあど(3)岩佐東一郎

 舞台には、入れ代りたち代って、唄い手が現われ、三味線、太鼓、尺八などのにぎやかなはやしと共に、各地の民謡を、一入あたり二、三分ぐらいの割合いで、唄っている。
 この土地の「民謡同好会十八回記念大会」と見えて、老若男女とりどりのメンバーだ。素入らしいのもあり、玄人じみたのもある。
 なにしろ、ひとり二、三分しかかからないのだから、司会者は番組をめくったり、紹介したり、大奮闘である。時として、順序をまちがえて紹介したのを、わきから注意されておわびする。かと思えば、客席の拍手が足りないと、自分でも拍手しながら、「どうかもっと拍手をねがいます」という。
 出演者の方も、マイクロフォンの前で、直立不動の姿勢でたどたどしく唄うのもあり、身体全体でリズムをとって声はり上げるのもあり、調子はずれのまま堂々とやるので伴奏が途中でストップしてしまうのもあり、変に芸人くさいポーズをとって唄うのもあって、千変万化の面白さといったらないのだった。



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